かつてカリフォルニアの首都だったモントレーは歴史の街として毎年大勢の観光客が訪れます。
絶対に見逃せないのがモントレー・ベイ水族館です。モントレー湾の海洋動植物をメインテーマにした展示の素晴らしさは、世界中から高く評価されていて、特 にジャイアントケルプと呼ばれる海藻のコーナーは圧巻。アクリル製の巨大な窓の向こうに、長さ9mにもなる巨大な海藻がゆらめき、様々な魚や海洋動物の生 態が手にとるように解ります。仕草が愛らしいラッコのコーナーは子供にも大人にも大人気。
その名の通り昔は漁師の埠頭で、現在は復興されシーフードレストラン、土産店が建ち並び、ホエールウオッチング、グラスボトム・ボート、モントレー湾クルーズ、深海釣り貸しきり船、などが波止場から出航しておりモントレーの観光スポットになりました。
その側にはヨットハーバーもあり、水、電気などが供給されヨットの中で住んで る方もいます。
サンフランシスコのフィシャーマンズ・ワーフに比べると とても小規模なので素朴な感じがありゆったりとくつろげ、レストランの値段もお手ごろだと思います。5,6箇所あるレストランのクラム・チャウダーサンプルはお勧め。
20年数前に私が来た当事はまだ魚屋が4軒程あり、新鮮な魚介類、季節によって天然の鮭、デンジネスと呼ばれる蟹、モントレーイカ(小さいがイカそうめん にすると美味)、鯖、スズキ、などが売られていて、私が日本人だと解るのか、“数の子、数の子”と私に呼びかけてた店員もいました。
ワーフには沢山のアシカやペリカン、カモメが漁師の残り物をあさりに集まっていて、アシカ用に一皿25セントのイワシも売られており、アシカに向けて投げてやるとペリカンやカモメが横取りしようと私の回りに集まって来た事も懐かし思い出になりました。